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コンサルタントコラム

Voice 13 ソーシャルリクルーティングというトレンド

facebook(フェイスブック)やLinkedIn(リンクトイン)に代表されるSNSを活用し、双方向での情報発信を行っていく転職活動(ソーシャルリクルーティング)が増えてきています。

実名登録への考え方や、発信内容について等、色々な意見がありますが、ビジネスパーソンであれば、この流れに乗っておいて損はないと感じています。

企業のソーシャルリクルーティングの優位点は、「優秀な人材へのアプローチ」だと考えられています。「優秀な人の友人は優秀」という考えの下、繋がりを辿ると今までの転職市場に出てこなかった層に出会えます。

「LinkedInに登録していたら、外資系有名IT企業から直接スカウトされたよ」という声も耳にしますが、個人にとっても転職活動の広がりがでてきています。

しかし、今までヘッドハンターに依頼していたセンシティブな領域をソーシャルリクルーティングが担えるかというと、難しい部分があると感じており、現状の国内では「転職よりも新卒」、「シニアよりも若手」の採用に活用されている印象です。

一般的にはfacebookは、身内や友人といった濃い付き合いが多い事に対して、LinkedInは「名刺交換」レベルで広げていくという傾向がみられると言われていますが、facebookの日本の広がり方は海外のそれとは異なり、若手を中心に名刺交換レベルでも今後広がっていくような気がします。

個人としても、企業としても、ソーシャルリクルーティングの流れは注目しておくべき大きな流れですので、facebookでもLinkedInでも、まずは体感してみることをお薦めいたします。

シニアアソシエイト
小黒 力也