コンサルタントコラム
Voice 24 企業面接ではちゃんとします!
先日、あまり元気がなく、少々暗い印象を受ける40代の転職希望者の方とお会いしました。
自らのPRもあまりなかったので、「少しお疲れのように感じますが、普段から今日のような雰囲気でいらっしゃいますか?」とお伺いすると「今日はエージェントとの面談なのであまり力を入れてませんが、企業面接ではちゃんとします」との回答。
基本的にお金があればモノが買えますが、転職エージェントはモノ売りではないので、「相手の印象で、【どの案件を紹介するか】または【案件を紹介しないか】を考えていますよ」という事をお伝えしました。
エージェントとの面談に過度に構える必要はないのですが、手を抜いてよいものでもありません。
「この方ならX社の社長にお引き合わせをしてみたい」
「この方ならY社の役員と相性が合いそうだ」
などと、エージェントに持たれた印象によっては、想定していたお話以外の可能性が出てくるケースもあります。
転職マーケットが盛り上がっているためか、「エージェントは自分を転職させたがっていて、面談すれば何でも案件を案内してくれる」とお考えの方が増えているようにも感じます。
シニア層の転職は、若手の転職よりもエージェントとの関わり合いが大切になるケースが多いですので、40歳以上の方は特に上記を意識頂けると良いご縁に繋がるように感じます。