コンサルタントコラム
Voice 33 companyとは
近年、PCやスマホの技術変化によって様々なコミュニケーションサービスが産まれ、働き方が多様化しています。
「e-mail」に始まり、「Facebook」や「LINE」、名刺管理とチャットサービスが一緒になった「Eight」、社内チャットサービスの「Slack」や「ChatWork」、ビデオチャットサービス「Google+ Hangout」など、とてつもないスピードで、次々と新たな会社やサービスが産まれて止みません。
これらのITサービスやクラウドソーシングを活用し、離れたところでも、仕事が出来る「テレワーク」というスタイルの働き方が出来るようになっています。
技術の変化によって、「会社に勤める」という考え方や価値観までもが多様化しているのではないでしょうか?
company(会社)の語源は、後ラテン語の compāniōn (仲間)で、「共に(com)パン(panis)を食べること(ion)」という意味だそうです。その船がどこへ向かい、どのような仲間と共にパンを食べ、働くのか?
転職を考えている人も、事業を立ち上げ、スケールさせようとしている人も「どこへ向かおうとしていて、どのような仲間と食を共にしたいのか?」という根本的な考え方の共有を無くしては、何も生れません。そして、企業の成長ステージによって、必要となる仲間は変化していきます。
人と企業のインキュベーションとは、「どこへ向かおうとしていて、どのような仲間と食を共にしたいのか?」というこの問いかけに対し、共に考え、支援する仕事であると考えています。
一つとして、同じ会社はありません。
そして、いくらIT技術が変化しても、1人で出来ることには限りがあり、食を共にすることは出来ません。
人と企業のインキュベーターとして、その人、その会社に寄り添いながら、進化変化すべき点と進化変化すべきではない点を見極めてゆきたいと思います。