コンサルタントコラム
Voice 34 挨拶・返事・あとしまつ
「挨拶・返事・あとしまつ」
私の尊敬する田中真澄先生(82歳)のお言葉です。私は「なるほど!」と思った20年前から意識して実践させていただいていることがあります。
「元気な声と笑顔で挨拶をする」
朝一番の、家族にも友人にも会社の上司や同僚にも。もちろんお客様にも。
人様からお声掛け頂いたときも。このことを意識して「おはようございます!!」は効果絶大です。
ただこれは周りの方々への尊敬や謙譲の意味合というよりは自分自身の生き方を、自らコントロールする術として実践しています。
最初は気分で変わってしまったり、小声になったりしていましたが、だんだん習慣化してくると、その瞬間になんだかわくわくしてくるから不思議なものです。
家庭での食事の後の自分の使った食器を台所まで運ぶということや、玄関先での靴の揃えや後片付けなども「あとしまつ」の典型です。これで奥さんの仕事が少しは楽になり、機嫌がちょっとでも良くなれば安いものです。
とはいえ会社ではなかなか後片付けが十分とは言えず、スタッフの方々に面倒をかけていることがまだまだ未熟者ということなんでしょうね。
私はいつまでも元気で人様から求められる存在でありたい!!
一方で「最後のご奉公」「もうひと花」などとおっしゃって「定年という会社が決めたルールの中で生きていくことを大前提に、あたかもビジネスマンの賞味期限が誰かによって決められている」様な言葉を最近、同世代の年齢の近い方々からよく聞きます。
私は、「自分で決めた目標や計画に向かって自分でコントロールし、積極的に生きて行く」と決めています。
世間から浮いたような頑固おやじになるつもりはありません。もしかしたら周りからは既になりかかっている自分がいるのかもしれませんが・・・(笑)
しかしながら「挨拶、返事、あとしまつ」がきちんとできていれば周りにご迷惑をかけることはないと思います。人様に良い影響をもたらせるような存在であり続けたいと考える今日この頃です。