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コンサルタントコラム

Voice 42 シニア人材の活躍のご支援に向けて

弊社ではエグゼクティブ(経営幹部・管理職・プロフェッショナル)に特化した人材紹介を行っており、昨年のご転職支援実績では40歳以上の方のご支援が全体の85%となっています。

当社の登録者・サーチ対象者の特性

時代の変化に伴い、シニアな方々を顧問・監査役・社外役員としてご紹介させて頂く場面も増えてきておりますが、直近3か月の転職支援実績の平均年齢は48歳となりました。

私も過日、60歳の方のご支援をさせて頂きました。所謂、正社員の転職の場合は、企業と個人の雇用契約を結ぶ形となりますが、その方の場合は、個人事業主として企業と業務委託契約を結ぶ形で週3,4日勤務で参画する事となりました。その方は某大手企業のCxOだったのですが、コンサル企業の顧問として以下のような点で貢献するという形となりました。

・これまでのCxO人脈を生かした営業支援
・参画する企業の名前での講演、寄稿を行う事による企業ブランディング
・社員にユーザ企業側の目線をレクチャーする人材育成

誰もが【顧問】として求められるという事ではないため、「顧問として何を提供するか」が求められます。その方は生涯初の転職面接的な場面だったのですが、ご自身で何を新しい環境で提供できるかを謙虚でありながらも力強くプレゼンされる事でご縁に繋がった印象です。

<大事な点>
・これまでのスキルと経験、人脈をどのように活かせるかはっきりと伝える
・これまでの地位を笠に偉ぶることなく、謙虚な姿勢
・健康である事

「これからはより一層社会貢献していきたい」と語られていたのが印象的でした。「世の中全体の為に何ができるのか」という目線を持ったシニア人材の活躍をご支援できればと思っております。

コンサルタント
小黒 力也