コンサルタントコラム
Voice 56 考えない葦
過日、夏季休暇を利用して友人3人とニューヨークに行ってきました。初めてのNYは摩天楼のビル群、ウォール街、多様な人種、人の多さと想像以上に大都会でした。人の歩く速さは東京以上で皆セカセカと歩いてゆきます。横断歩道の赤信号も車が来ない限り皆無視です。
2日目の夜に体調を崩し、予約していたジャズクラブ「ブルーノート」に行けなかったのは残念でしたが、ヤンキースの試合は2試合満喫しました。ファウルエリアが狭く、フェンスは低く、ネットのない球場はとても観戦しやすいですがファウルボールはとても怖い。
「野球観に来てボールに当たる方が悪い」的な自己責任の国らしいですね。皆、試合から目を離しません。日本でこのような球場はつくれないでしょう。
そんな楽しい４泊６日の旅を終え帰国した夜にGoogleからスマホにお知らせが。
「渡辺さん、NYの旅はいかがでしたか？旅のフォトブックをつくりましたのでお楽しみください。」なんとNY到着から帰国までの写真が時系列に編集されデジタルフォトブックになっています。「おいおい。誰が頼んだ？」少し背中がゾクッとしました。
ITの進化は「人をただの（考えない）葦にする」と思う今日この頃です。
異常気象が続きますがご自愛ください。