コンサルタントコラム
Voice 74 恩師の存在
人生の恩師が私には9人います。今も私にとっては何物にも代えがたい存在です。
恩師とは親以外の存在で「自分に機会を与えてくれて、その仕事の成果と自分の成長を見守っていただけた方」と表現した方が分かり良いかと思います。
人生の中でこれほどありがたく貴重な存在はないと思います。
・ 田舎から町中の高校に出て行って素行の荒れた自分を職員室でもフォローしていただき、部活動の顧問を引き受けていただいたT先生。
・ 大学でバイトに明け暮れ、危うくノンゼミ生になりかけた自分を拾っていただいたK先生。
・ 社会人になって経理部に配属になり不満たらたら。そのくせ仕事のできない自分を基礎からみっちり鍛えていただき仕事の面白さを体感させていただいたA氏。
・ 役員に反発し干されていた自分を我慢強く鍛え・見守り、予算をかけて新たな仕事の領域に挑戦させていただけたH氏。
・ 守りから攻めへの戦略転換や新規事業への挑戦という、自分にとって未知なる領域への挑戦の機会を与えていただいたT氏。
・ ご自身がいかに身体を張って経営幹部として会社を支えたかを等は一切語らず、お亡くなりになった後に自分がお世話になった部署の存在が如何に高次元な取り組みをしていたかを第三者の出版物で強烈に認識させていただいたO氏。
・ 心身ともにボロボロで初めて仕事に自信を失った時に拾っていただき、30年の長きにわたり長期スパンで自分のキャリア形成に大きく関わっていただいたY氏。
・ お取引先として流通業界のことを一から教えていただき、私の大きなミスも寛容に包み込んでいただき今尚ビジネスマンとして、人間として、生き方を自ら示して御教授いただいているKK氏。
・ 些細なことで悩み、ぶれた時に必ずメンターとして明るく励ましていただけるHN氏。
これらの方々がいたからこそ自分の存在もあるのだとつくづく思います。
年末年始にかけては、いつも恩師の方々を思い、年賀状の交換をさせていただき、思いを新たにします。受けたご恩に改めて感謝するとともに、次世代の仲間たちに還元することで恩師の皆様へのご恩返しとできれば幸いです。
こころも新たに2020年に向かいたいと思います。